マイカーの歴史6(日産サニー) [マイカーの歴史]
昭和61年、5年間乗り続けたワゴン車から、久しぶりに車らしい車に乗りたいなと思い買った車が6代目サニー(B12型)です。 本当は、憧れ続けた車「スカイライン」にしたかったのですが、一家6人の家族構成ではとても手の届く車ではありませんでした。
サニー発売20周年目という事から、トラッドサニーという愛称で発売されました。 正にファミリーカーの代名詞のような車でしたが、せめてものこだわりはサニーで初めて採用された、1600DOHCエンジン搭載のサニー1600スーパーサルーン・ツインカムです。 外観は他のサニーと変わりませんが、DOHCのサウンドは、やはり違います。
しかし、子供達も幼稚園児から小学校低学年となり、妻が運転する機会も増加するだろうと、初めてオートマ仕様にした為、DOHCらしいエンジンの吹き上がりを殆ど感じる事はありませんでした。なぜオートマにしちゃったんだろうと後悔しました。
当時の給料 25万円、サニー1600スーパーサルーン・ツインカム 160万円
マイカーの歴史5(日産サニーバネット) [マイカーの歴史]
昭和56年、4人目の子供が生まれ家族6人になり、ついにスポーツカーとのお別れです。ファミリーユースとしてワンボックス車が脚光を浴び始めて来た頃、商用バンとは一味違ったワンボックスワゴンの草分け的な車が日産から発売されました。 当時、ワンボックスユーザーは商用バンをベースとして、内装に手を加え走る応接室など、ユーザー夫々が思い思いの車に仕上げるというスタイルでしたが、そんな中でフルフラット回転シートやツインクーラー(エアコンではない)、5段変速、カリフォルニアミラーなど、ワンボックスユーザーの希望を叶えた車がバネットGXです。 セダンからの乗換えが増えたのは事実の様で、走り屋をあきらめた時、セダンではなくワゴンを選ぶのは車に対するせめてものコダワリでしょうか。
当時の給料 19万円、サニーバネットGX(ツインクーラー付) 160万円 RX7は泣く泣く友人に譲りましたが、実はこの事が後日、私の車人生にある重大な影響(きっかけ)を与えてくれたんです。
マイカーの歴史4(マツダRX7) [マイカーの歴史]
RX7のどこがLBより大きいのか?LBは一応定員5人ですが、RX7は定員4人。
といっても輸出仕様は元々2シーターでしたが国内販売仕様は2シーターでは認可が下りず、まるでオマケのようなリアシートが着いている状態でしたので、とても大きいとはいえません。
その後フェアレディーZの2+2(ツーバイツー)発売で初めて気がついたのですが、RX7はツーバイツーだったんですね。
実は今度こそスカイラインの4ドアと思っていたのですが、友人にRX3に乗っている奴がいて、試しに借りて乗った時のロータリーフィーリングが忘れられず、「今後、二度とスポーツカーに乗り換えるチャンスはないので、最後にRX7に乗りたい」との願いから妻を拝み倒しました。
当時、脱着式ではありますが、国内最大の開放感が味わえるというサンルーフ付きのSEを購入しました。
当時の月給16万円くらい、サバンナRX7(SEサンルーフ付き)総額180万円でしたが、ロータリーエンジンのモターライクな吹き上がりは格別なものでした。
PS:ある時、妻の父と妹が田舎から遊びに来まして、大人4人に幼児2人(2歳と1歳)で観光案内がてらドライブに行ったんですが、さすがに、RX7の狭さが身に沁みました。
マイカーの歴史3(トヨタセリカLB) [マイカーの歴史]
DOHCエンジンも当時マークⅡに載っていた18R-Gの流用で、発売当時は145PSだったと思いますが、その後、あの悪名高き50年排ガス規制の影響をもろに受けた為か、確か135PSという非力な車になってしまったという記憶があります。それでもDOHCはDOHCなので、実性能よりもDOHCの車に乗ってるという気分が大切でした。
自動車博物館で再会し、記念撮影しましたよ。
当時の月給が10万円くらいで、セリカLB2000GTVが総額130万円くらいだったと思います。よく仲間とツーリングに行きましたが何となく鈍重な感覚で、友人の乗っていたサニー1200GX5の方が何故かキビキビ走っていたような・・・
マイカーの歴史2(トヨタセリカ) [マイカーの歴史]
当時、月給が6万円だったと思いますが、総額で80万円。有り金を叩いて20万円の頭金を払い、残りの60万円を2年月賦で払いました。世の中高度成長期の時代で、給料が毎年20%くらいアップするなど今では考えられない様な時代でしたが、回りの友人たちが乗っていた車はホンダやスバルの軽自動車か、日産サニーやトヨタカローラといたコンパクトカーでしたが、そもそもセリカを買うこと自体が見栄そのものだった?のかなと思います。
久し振りに自動車博物館で1600GTに逢いましたが、懐かしかったですね。
年収100万円で80万円の車を手に入れるなんて、今思えば何とも無謀な夢のような話です。